無病息災を願うまゆだま飾り
今年も、ぱんだ組年長児の保護者様にお手伝いいただいて行われました。
お団子を作る、上新粉です。
みんなが食べているお米を粉にしたものだと聞きビックリ!!
「わ~ さらさらだ~」
あつ~いお湯を入れて混ぜます
ママたちもお手伝いです!
混ぜ混ぜしていくうちに丸くまとまってきます。
いよいよ、子ども達の出番です。
「よいしょ よいしょ!力を入れてこねるんだよ!」
「あったかいね~」
お団子、丸めましょう!目標はなんと・・・
紅白合わせて1000個以上!
みんな頑張れ!!
こんなにいっぱいできました。
「お団子あ~ん!」
噛めば噛むほど甘くなるのです!
しっかりこねたおかげで、舌触りの良いお団子になりました。
「おいし~い!」
水木の枝に9つのお飾りをつけます。
おかめのお顔はぱんだ組さん。日の丸はやぎ組さんが
描きました。
お飾りは当園のアレンジです。
お守りとだるまは子どもたちの健康と願いが叶いますように
という思いを込めて付けています。
飾り付け、終了です。
ひとつひとつしっかりと願いを込めて・・・。
保育園のお友だち、保護者の皆様。そして職員が
この1年、健康に過ごせますように・・・。
≪まゆだま飾りとは≫
農村生活の変化で今ではほとんど見られなくなりましたが
まゆだま飾りとは、繭の形をした上新粉のお団子を水木の木
などの小枝にさしたお飾りのことで、小正月に歳神様にお供えし、
豊作を祈るという古くから各地の養蚕農家で伝えられていた行事です。
このお団子をあずき粥にして食べると丈夫で過ごせるといわれています。
このような言い伝えにちなんで、ことぶき保育園では園児全員の
無病息災を願って、園児一人1本づつ持ち帰る年中行事にしています。