新年初めの行事、まゆ玉飾りをしました。
農村生活の変化で今はほとんど見られなくなりましたが繭玉飾りとは
まゆの形をした上新粉のお団子を水木などの小枝に刺したお飾りのことで、
小正月(旧暦1月15日)に歳神様にお供えし、豊作を祈るという古くから
各地の養蚕農家に伝えられていた行事です。
このお団子を小豆粥にして食べると丈夫で過ごせると言われています。
このような言い伝えにあやかって本法人では園児全員の無病息災を願って、
年中行事にしています。
年長児最後の保護者参加でのまゆ玉飾り。
親子参観ということで子どもたちは大喜び。
お団子の粉は何でできているのかの問いかけに「砂糖」「小麦粉」
という答えが飛び交う中、
みんながふるさと体験で収穫した物のヒントに「お米!!」と正解が。
実際に米粉に触れたことのない子どもたち、米粉に触れてみると
「うわ~、サラサラ~!!」「気持ちいい」などの感想が…
お団子づくりに熱湯を使うことを知らない保護者さんもいたりしたので
子どもたちも初めてのお団子づくりに興味深々。
こねあがった米粉に触れ、実際に親子でこねます。
「あったか~い!!」「硬い」等いろいろな声が上がり…